福岡市中央区の歯科医院「しもひだ歯科」。一般歯科・インプラント・ホワイトニングまで
しもひだ歯科
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平日は夜8時まで。お電話は092-522-3555へ。
■院長紹介
院長近影
院長 下飛田 淳
<院長略歴>

昭和41年生まれ 大分県出身
 
平成5年 福岡歯科大学 卒業
平成5年〜8年 九州大学病院 咬合治療科 勤務
平成8年〜11年 島根県 隠岐島にて西ノ島町より委託開業
平成11年〜13年 福岡市内開業医に勤務
平成13年 福岡市薬院にて“しもひだ歯科医院”開業
しもひだ歯科
患者さんへのメッセージ
歯は限りある資源です
私たち歯科医が虫歯の治療と言っているのは、虫歯になった所を削り取って金属やレジン(プラズチック)で代用させ、機能を回復させているにすぎません。決して再生させているのではないのです。

虫歯は自然と治ったりしません。時間が経てば経つほど大きく健康な歯を蝕んで行きます。残った健康な歯に詰め物をしたり、被せているにすぎないのです。被せたり、詰めたりできるには限界があります。また、一回直したからといって一生虫歯にならないとはいえません。

一番良いのは、削らない事なのです。早期発見、早期治療で出来るだけ健康な歯を残しましょう。
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銀歯の寿命

治療した歯はどれぐらい持つのでしょう。
一概には言えませんが、5年から10年というデータがあります。

銀歯はセメントと言われる接着剤で歯とくっついています。技術の発達でよくはなっていますが、溶けない接着剤はありません。一見するときちんと入っている銀歯も、実はセメントが溶けて、隙間が空いている事がよくあります。その隙間からじわじわ虫歯になってしまっていることがあるのです。

昔はよかったのに

若い時にはよかったのに!!と最近思うようになりました。自分の体が経年劣化している気がします。(笑い)

歯槽膿漏とよばれる歯周炎は、磨き残しが原因で慢性的に歯肉が腫れる病気です。その為、気がつかないうちにじわじわと歯肉の下の骨が溶けて行きます。

歯は長いので、ある程度骨が溶けてもなんともないのですが、ある程度になると急にグラグラしていくことがあります。
実際、歯磨きをきちんとしていなくとも若いうちは、特に困らないでしょう。自覚症状がでにくいからです。しかし、気がつかないうちに進行していくのです。備えあれば憂いなしと言います。痛くも痒くもない状態を維持する為に、若いうちから予防しましょう。
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フッ素を使っていますか?

私たちの病院では虫歯を削った後、必ずスメア層という削り滓を除去し、フッ素をよく塗りこむことによって、二次虫歯の予防に努めています。これにより、虫歯治療後の冷水感も少なくなりました。また、お口のクリーニングの際にも、フッ素を使います。あまり知られてませんが、フッ素にはお口の中のばい菌の活動を弱める作用もあります。フッ素と言うと、子供の虫歯予防というイメージがありますが、大人でも十分効果があります。

スウェーデンなどではこの30年あまりで虫歯は激減しました。その最大の原因は“フッ素入り歯磨き粉”と言われています。日本で使われている歯磨き粉のフッ素濃度は、北欧の物と比べて約三分の二ですが、虫歯予防の効果が無いわけではありません。ぜひ一度、ご自分でお使いの歯磨き粉を、チェックしてみてください。

イェテボリ法

スゥエーデンのイェテボリ大学(世界の歯科界でトップの先生方が在籍しています)で推奨されて、歯と歯の間の虫歯が、約26%も減少した歯磨きの方法です。

・歯磨き粉を1.5cm(小児なら5mm)ほど歯ブラシにつける。
・バス法で3分間、歯を磨く
・コップにお猪口一杯ぐらいの水で歯の隅々に行きわたるようにリンスする。
・吐き出した後は 2時間は飲食を控える。

せっかく歯磨き粉にフッ素が入っていても、水で綺麗に落としてしまっては効果が落ちてしまいます。簡単にご自宅で出来る、科学的に証明されている虫歯予防法ですのでお奨めします。
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